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2022年 9月 3日 2次私大過去問復習方法(世界史)

こんにちは。慶應義塾大学商学部1年生です!

今日のブログテーマは「二次私大の過去問復習方法(世界史)」です。

早速ですが、世界史の復習方法を考える時大事だと思うことは、「まずその過去問の問題傾向を考えること」です。

その世界史の過去問の傾向として、知識が多く求められるのか、論述能力が求められるのかを考えます。

知識の多さが肝だった場合、過去問で間違えた項目が載っている教科書の範囲を見返し、間違えた知識とその周辺の知識をまとめて確認します。

論述能力が肝だった場合、自分の解答と模範解答を照らし合わせ、自分の論述能力で劣っている箇所はないかを探します。

書いている内容がぜんぜん違う、みたいな感じだとしたら数ある論述能力の要素の内、問題製作者が求める知識を頭の中から引き出す力が劣っています。

内容は正しいものを書いたつもりなのにそれが伝わらず減点されている場合は、自分の考えていることを整理して言語化する能力が劣っているのではないかなと思います。

 

慶應商学部の世界史は知識と論述能力が同時に求められる感じだと思いますが、どちらも基本的なレベルまでしか求められないので上記の復習方法を自分の持ち時間と相談して併用していました。

 

僕の持論として、良い復習は、「良い方法」と「良い集中」と「良い思考」の3つで構成されると思います。なので、良い方法だけをひたすらに追求し続けるだけでは完全な復習とはならないんじゃないかと思います。これら3つがバランス良く両立することが良い復習につながるのではないかなと思います。さらに、復習には数学の解答のように完全だったり、最大効率を出力したりできる確固たる復習方法は無いと思います。よって、3つの復習の構成要素をバランス良く伸ばしていかなくてはならない中で、究極の確固たる答えが出にくい「方法」の要素を考え続けてしまうのは少し非効率的ではないかなと思っています。

 

なので、僕が実践していた復習は、「方法」の要素は「次解く時に今以上に解けている状態にする」ことだけを考えよう、という感じでケリをつけて、後は「集中力」を高めることに注力していました。

 

最後に「良い思考」の話ですが、先程「究極の確固たる復習方法は無い」と話しましたが、「自分なりに最高」の復習方法は見つけられると思います。つまり何が言いたいかというと、良い復習方法を外部化から取り入れようとするよりも、「方法」はシンプルにしておいて、あとは自分の中で「自分の力を一番伸ばすにはどうしたらいいか」を「自分の中で」考えることが重要ではないかということです。

 

いかがだったでしょうか。物事を考える場合、特に「復習」などの大きくて抽象的な概念を考える場合は、ひたすらに考えるだけでなく、要素に分け、整理して考えると、自分なりにケリをつけられる用になれると思います。ぜひ参考にしてみてください!

 

明日のブログは岡島担任助手による「受講と自習に両立の仕方」です。ぜひご覧ください!明日は8:00~10:00に過去問演習会が1号館自習室で開催されるので自習のために利用することはできません!演習会にはぜひご参加ください!それではさようなら。