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2021年 1月 15日 人生は喜劇だ!-受験生応援メッセージー

こんにちは!

慶應義塾大学環境情報学部2年の嵩瀬立樹です!

 

今日は共通テスト本番1日前です。とうとうこの日が来ましたね。

 

明日は小春日和になるそうです。小春日和というのは、晩秋から初冬にかけてのあたたかくおだやかな日を指します。みなさんの挑戦をあたたかく祝福してくれているようです。

 

今日は「受験生応援メッセージ」ということで、これから共通テスト、その先の試験に向かう受験生のみなさんに向けて、僕が大切にしている言葉を贈りたいと思います。

 

人生は短い目で見れば悲劇かもしれないが、長い目で見れば間違いなく喜劇である。

-チャールズチャップリン

 

チャップリンという人物を聞いたことがある人は多いと思います。映画の黎明期において、たくさんの傑作コメディ映画をつくり、「喜劇王」と呼ばれた人物です。

 

「モダンタイムズ」などの作品を観た事がある人は多いかもしれませんね。チャップリンが映画を作っていた時代からは50年以上の年月が経っていますが、滑稽で面白く、それでいて社会問題を照らす皮肉に満ちた作風は、今観てもまったく色あせていません。

観た事がない人は、インターネットなどで検索して、受験が終わったらぜひ観て見て下さい!

 

「喜劇王」として知られたチャップリンですが、その人生は決して「喜劇」だけではありませんでした。

映画界で評価を経て、ハリウッドで活躍していたチャップリンですが、当時吹き荒れていた「赤狩り」と呼ばれる社会主義の弾圧運動に遭ってしまいます。労働者の立場に立って、労働力を搾取する資本家や社会を皮肉った作風のチャップリンは、社会主義的だとされてしまったのです。

 

赤狩りにあったチャップリンはハリウッドを追放されてしまいます。赤狩りの「見せしめ」とされたチャップリンは生まれ育ったアメリカを去らねばなりませんでした。

20年以上アメリカの地を踏むことができなかったチャップリンですが、亡命したスイスから発信を続けたことで、晩年になってから再評価され、アカデミー賞で名誉賞を受賞、ついにアメリカに戻ることができたのです。

 

さて、最初の言葉に戻ります。

人生は短い目で見れば悲劇かもしれないが、長い目で見れば間違いなく喜劇である。

-チャールズチャップリン

 

チャップリンの半生を知っていると、この言葉の重みが変わります。

皆さんはこれからいよいよ入試に挑戦しますね。

皆さんはこれまで、先が見えない不安の中で、それでも前を向いて、一生懸命、頑張ってきたと思います。

その努力は、皆さんの家族、友人、そして何より東進の担任と担任助手がよくよく知っています。

 

もしかしたら、受験勉強が辛くて辛くて、もうやめたいと思った人がいるかもしれません。

これからのぞむ全ての入試が大成功して、ぜんぶ合格できればもちろんいいですが、ミスをしてしまうこともあるかもしれません。

そんな時、先が見えず、落ち込んでしまうこともあるでしょう。

 

でも、大丈夫です。

悪いことの後には、かならず、かならず良いことがあります。

落ち込むことがあっても、絶望してしまうことがあっても、かならず前を向ける時がきます。

 

だからどうか、諦めないでいきましょう。

七転び八起き、なせば成る、etc… この世の中には、諦めなければ何とかなる、という名言がたくさんあります。

今回贈った言葉も、その一つです。

 

大切なことは、勇気をもつことです。何回止まっても、自分を信じて、前に進む勇気をもつことです。

 

そんな勇気を、チャップリンは教えてくれていると思います。

 

受験生の皆さん!

これから何があっても、僕たちスタッフは皆さんの味方です。

もし足を止めてしまうことがあっても、僕らは全力で応援して、次の一歩をサポートします。

なぜかと言えば、みなさんがここまで一生懸命、歩いてきた道のりと皆さんの努力を知っているからです。

たとえ止まってしまっても、必ず次の一歩を踏み出せると、信じているからです。

 

僕たちは皆さんと一緒にいます。

一緒に歩いています。

歩みを止めず、春まで歩き続けましょう!

ここまでやってきた皆さんなら、必ず「喜劇」にたどりつけます。

 

明日のブログは「共通テスト1日を終えて」です。お楽しみに!

 

明日は共通テスト同日体験受験のため、校舎は終日受講などで使用することが出来ません。