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2025年 11月 6日 入試スケジュール①


こんにちは!東進ハイスクール担任助手、慶應義塾大学理工学部機械工学科2年の
打田麻人です。今回は「入試スケジュール」について、
僕自身の受験経験も交えながらお話しします。

★ウチダの入試事情

僕は東工大志望で、併願は東京都市大学・明治大学・東京理科大学・
慶應義塾大学・早稲田大学を受験しました。
正直、ぎっちり詰まった日程が嫌で受験校は少なめでした。
当時はそれで満足していたのですが、終わってみると
「もう少し受けておいてもよかったな」と感じています。

一番大きかったのは、
“絶対受かるだろう”と思っていた大学で大やらかしをしたことです。
ここを落ちる前提で組んでいなかったので、合格発表や自己採点の結果を
見たとき、かなりメンタルにきました。そのうえ、その3日後に慶應義塾大学の
入試が控えていて、「もしここもダメだったらどうしよう…」という不安で
頭がいっぱいになりました。

この経験から強く言えるのは、
入試スケジュールは学力だけでなくメンタルも含めて設計するべきということです。
具体的には、次のようなポイントを意識してほしいと思います。

1つ目は、「受けられるだけ受ける」方針で候補を広げてから、
現実的なラインまで絞ることです。最初から「この3校だけ」と決めてしまうのではなく、
レベル別に「チャレンジ校・実力相応校・安全校」を複数ピックアップしておきましょう。
そのうえで、日程が重なるものや、明らかに無理なものを削っていくイメージです。
安全校は「滑り止め1つで十分」と思いがちですが、万が一そこがダメだったときの
精神的ダメージは想像以上です。自分を守るための“保険”は、少し厚めにかけて
おくくらいでちょうどいいと感じました。

2つ目は、連戦になりすぎないように“休みの日”を意識して入れることです。
入試が3日連続で続くと、体力よりもメンタルが削られます。
特に自己採点や合否が気になるタイプの人ほど、1日空いていると気持ちを
切り替える時間になります。僕自身、慶應の3日前に受けた大学のことを
ずっと引きずってしまったので、「大事な本命の前には、1日は休みか、
プレッシャーの少ない併願校を置く」くらいの余裕があると理想です。

3つ目は、「ウォーミングアップ」と「本番」を意識して
順番を決めることです。
最初の1校でいきなり第一志望だと、雰囲気に飲まれて普段通りの力を出すのが
難しくなります。最初の1~2校は、「会場の雰囲気に慣れる」「時間配分を試す」
という意味も込めて、少し余裕のある大学を置いておくと、後半の入試がかなり楽になります。
逆に、第一志望やそれに近いレベルの大学は、共通テストからある程度時間が経ち、
私大入試に慣れてきたタイミングに持ってくるのがおすすめです。

4つ目は、「合否に一喜一憂する時間も含めてスケジュール」と考えることです。
合格発表の翌日に別の入試があると、良くても浮かれてしまうし、悪ければ落ち込みます。
どちらにせよ集中力が切れがちなので、発表日と試験日が近くなる場合は、
「その日は自己採点や発表を見ない」「終わるまでスマホを見ない」など、
自分なりのルールを決めておくと良いです。

最後に、スケジュールを組むときに忘れないでほしいのは、
「入試はマラソンであって、1発勝負の短距離走ではない」ということです。
1つや2つ失敗しても、全体のプランがしっかりしていれば、どこかで必ず巻き返せます。
逆に、スケジュールがギリギリだと、どこか1カ所のつまずきが全体に波及してしまいます。

これから入試スケジュールを立てるみなさんには、
ぜひ「学力」「体力」「メンタル」の3つをセットで考えてほしいです。
過去の自分のように「まあ何とかなるでしょ」と甘く見ず、少し余裕をもった計画を立てて、
本番で一番良いパフォーマンスが出せるように準備していきましょう。

明日のブログは岩瀬担任助手による「全国統一高校生テストの復習方法・数学編」です!お楽しみに!

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