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2021年 9月 14日 ひたすら音読!~二次の英語を極めろ!~
こんにちは!一橋大学経済学部2年の田邊陽紀です!
夏休みが終わって2週間ほど経ちましたが、切り替えはできているでしょうか?
僕も12日に夏休みが終わり、後期(一橋では秋冬学期と呼んでいます)が始まりました!まだ上手く切り替えができていないので、頑張って勉強モードに入りたいと思います!
さて、今日のブログは「二次私大対策・英語編」です!英語の試験といっても受験形式が大学によって異なると思うので大きく分けて3パターンに分けてお話していこうと思います。もちろん、勉強法は人それぞれなので、あくまで参考程度にしてください!!
3パターンですが、
①リーディング問題だけの場合
②英作文問題もある場合
③英作文もリスニング問題もある場合
に分けたいと思います。自分の受験する大学学部の問題にあわせて②、③と追加で読んでくれるといいかなと思います!
①リーディング問題だけの場合
まずはリーディング問題だけの場合についてお話していこうと思います。どの大学学部もリーディング問題があると思うので、このパートはほぼ全員にあてはまると思います。
まず文法問題に関してですが、過去問を解いてみて歯が立たない場合は1度参考書に戻ってみてください。
時間的に比重はあまり割けない部分だと思うので、高速基礎マスターや自分の参考書を使って苦手分野だけでもいいので電車の中といった隙間時間で勉強するようにするといいかもしれません。
文法問題は大丈夫!という人は過去問を解く時に文法問題に触れて、その他は長文問題に時間をかけるようにしましょう。
長文問題ですが、毎日過去問・参考書など何でも良いので1日1本は絶対に読んで解いてください。毎日長文を読んでほしい理由として、背景知識を蓄えられることが挙げられます。様々なテーマの文章を読むことで本番で近いテーマの文章が出題される可能性が高まります。実際僕も、合格した早稲田大学の社会科学部の英語の問題の中に過去に読んだ長文と同じテーマの文章があり、大幅な時間短縮をすることが出来ました。
第一志望校の長文が第一優先ですが、ずっと同じ形式の問題を解いていても飽きると思うので、色々な大学学部の問題を解くのもおすすめです。
僕は、一橋の問題ももちろん解いていましたが慶應経済・商の問題や、やっておきたい長文シリーズなど、異なる形式の問題を定期的に解いていました。
よく、「自分が受ける大学の英語は全部マークシートだから和訳問題とか説明問題は解かない」と言っている人を見かけますが正直甘いと思います!!和訳や説明問題を解くことで「英語力」というものは絶対あがるので、問題形式に左右されずたくさん問題を解いてください!
そして、長文問題を解いた後は、解答解説に載っているはずの日本語訳を見ながら、自分が知らなかった単語・熟語・文法・構文を明確にして整理してください。そして「もうこの長文でわからない箇所は無い」状態にしてから必ず長文を音読するようにしましょう。音読を積み重ねていれば速読力がつくはずなので、英語で一番陥りがちな悩みである「時間がなくて読めない」という問題を解決してくれるはずです!
②ライティング問題がある場合
次にライティング問題が出題される場合について話していきたいと思います。
ライティング問題を解く上で1番大切なことは、「自分が使える表現を蓄える」ことです。和文英訳にしろ自由英作にしろ、使える表現が自分の中になければ問題を解くことが出来ません。
世の中はありがたいことに英作用の参考書がたくさん出回っています。基本的には参考書1冊を2~3周行えば問題ないと思います。ちなみに僕は「入試必携英作文」という参考書を使っていました。
英作文の勉強をするにあたって意外と行っていないのではないかなと思うのですが、英文和訳の問題を解いた後は必ず音読をしましょう。
和文英訳の問題であれば、まず日本語だけを見ながら答えの英文がすらすら言えるかどうか実践してみてください。もし、分からなければ解答を見ていいので、何回も何回も文章を丸々覚えちゃうくらいでいいので音読をしてください。最終的に日本語をみてすぐ英文が言えるレベルに達すればいいと思います。
また、英作文問題はいろいろなパターン(和文英訳、写真の説明、意見論述など、、)があると思うので、第一志望の過去問を解きつつ、他大学の問題も解いてみてさい。ただ、英作文の参考書は割とたくさんのパターンの問題を載せていると思うので、その場合は参考書でいいと思います。
最後ですが、もし学校の先生などに添削をお願い出来るのであれば、必ず添削を受けてください。他人目線で英作を見てもらうことで、細かい文法ミスに気付けるはずです!!
長文対策に時間を取られがちですが、英作文は点が取りやすい分野だと思うので是非得点源にしましょう!
③リスニング問題がある場合
最後にリスニング問題がある場合です。かなり大学が絞られてきますが、共通テストの対策にもつながると思うので是非読んでくれればと思います。
リスニングもライティング同様に何かしら1冊参考書を手にするようにしましょう。
基本的には長文問題と同じで問題を解く→わからないところを明確化させる、という流れはしっかり行いましょう。
その後は音声を聞き、答えのスクリプトをみながらまず音読をしていきましょう。ゆっくりに感じるのであれば速度調節をして、1.2倍、1.5倍と速いスピードで聞いてみてください。
10回ほど音読をして、もう聞き取れるなと感じたら通常のスピードでシャドーウィングをしてみてください。
また、余裕があれば問題を解くときに音声を聞きながら全文書き出して、どこが聞き取れなかったのかをメモしておくと良いと思います。
ちなみに自分は「キムタツの東大リスニングBasic編」を使っていました。ディクテーション問題があり、徐々に難しくなっていく参考書なのでまだ参考書もってないよーという人はぜひ本屋で見てみてください。
また、共通テストでリスニング問題があることを踏まえても、二次試験でリスニングがある人は必ず毎日リスニング問題を解く時間を確保してください。
という感じで3パターンに分けてみてお話しましたがいかがでしたでしょうか、参考にしてくれると良いかなと思います。
タイトルにも書きましたが、長文、ライティング、リスニング全てにおいて音読で復習することが大切になると思います。入試での英語の配点は高いと思うので、他の科目との兼ね合いはもちろんあると思うのですが、「英語を勉強しない」という日は絶対に作らないようにしてください!
長くなってしまいましたが最後まで読んでくれてありがとうございます!
明日のブログは千葉担任助手で「二次私大対策数学編」です!お楽しみに!