志望校の問題を分析する~数学出題分野研究編~ | 東進ハイスクール 新百合ヶ丘校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2025年 10月 17日 志望校の問題を分析する~数学出題分野研究編~

こんにちは!東京大学理科一類1年の岩瀬椋祐です!

今回は志望校の問題を分析する~数学出題分野研究編~ということで、数学における過去問研究の大切さについて書いていきたいと思います!

僕は受験生時代、数学に最も力を入れていたため、数学は結構思い入れのある科目でもあります。

他の科目と同様、数学において授業や問題演習を通じて実力を涵養するのはもちろん大事ですが、過去問を研究し、志望校に特化した点を取るための勉強もとても大切なのです!

 

例えば、東大数学は150分6問の試験なので単純計算で1問25分です。だからといって、1問目から25分ずつかけて解いていくのが得策とは言えません。忘れてはならないのが合格するためには満点を取る必要はないということです。特に、数学が苦手な人は解ける問題にしっかり時間をかけて、難しそうな問題は時間をかけず部分点をかすめ取った方がより高い得点を期待できます。実際、僕は最初の60分間は各大問を10分解き、問題の難易度を見極めていました。解き方は人それぞれで最初の30分をそのように使う人もいれば、1問目から解き始める人もいます。難易度が高いときと低いときどちらにも対応できるようにするために過去問演習は欠かせません。

 

これまで時間配分について話してきましたが、出題分野にも気を付けなければなりません。僕は東大と早稲田理工を受けたのですが、東大は確率や軌跡・領域が頻出で、重点的な対策が必要です。早稲田理工では2023年に確率の有名問題であるポリアの壺が、2025年には同じく確率の有名問題である完全順列が出ました。僕はたまたま確率の有名問題を一通り解いたことがあったので瞬殺できましたが、解いたことのない人にとっては厳しい問題だったと思います。早稲田理工の対策として有名問題をやっておくのは一つの手かもしれませんね。

 

 

このように、過去問の研究はとても大切です。本番を意識した対策をしていきましょう!!

 

 

 

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