4月模試で点数を伸ばすための勉強(世界史) | 東進ハイスクール 新百合ヶ丘校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2023年 3月 22日 4月模試で点数を伸ばすための勉強(世界史)

おはようございます。東進ハイスクール新百合ヶ丘校担任の私です。

 

本日のブログテーマは、

「4月模試で世界史の点数を伸ばす勉強法」

の紹介です。

 

結論、「口に出して説明する」か「書いて説明する」

ブログテーマに「4月(共通テスト)模試で世界史の点数を伸ばす」、とありますが、「1年間の前半」「世界史」となると、点数を伸ばすのに必要なのは絶対的に「通史の理解と記憶」です。

 

共通テストより後の私大・国公立受験では「理解・記憶しているのは前提としてその先の思考を問う問題」が出題されうるので上記よりももっと深い学習が必要です。

 

しかし、共通テストの目的は「きちんと教科書レベルのことを勉強してきたかをテストすること」なので、「通史の理解と記憶」を極めることが最重要と考えています。

 

さらに、1年の前半期となるとまだまだ知識も不足してるでしょうから、まずは通史の知識をしっかり頭に入れることを考えましょう。

 

そして、「通史の理解と記憶」のための具体的な勉強方法として提案させていただきたいのが、

「口に出して説明する」「書いて説明する」

です。

 

頭の中にある知識を外部に秩序ある状態で出力し、知識の整理や定着、欠陥の発見を目指します。

 

「頭に入ってる」では、不十分

頭の中では分かっていた気でいたけれど、いざ人に説明するとなると意外と難しい。この経験がある方や共感できると思った方は大勢いると思います。

 

覚えた知識や情報を頭の中だけに留めていくと、知識の欠陥や情報の整理不足に気付きにくいのです。

 

分からないことはしゃべれないし書き出せない。そういった「アウトプットを試みることで、インプットの不完全さを知ることができる」のです。

 

具体例として、実際に私も受験期に世界史の勉強や英語長文の内容整理の際にこの方法を試していました。教科書のある範囲を読み、読み終えたらその範囲を一度口に出して説明してみる。

 

そうすると、そもそも内容を覚えていなかったり、起こった出来事や内容を羅列するだけでストーリー立てて説明できなかったり、自分の通史理解の不完全さにたくさん気づけます。そこでもう一回読み直し、時間があれば完全に説明できるまで繰り返す。

 

そして次の日世界史を勉強するときに昨日やった範囲をもう一度口に出して説明してみる。ここでも、人に伝わるようにきっちり説明しようとすると、昨日からの知識の欠落などに気付けます。

 

ここで言いたいことのまとめとしては、「人に分かるように説明する」ことは、「完全な知識が求められる&それらの知識のの完全な整理(順序だて・ストーリー化)が求められる」ため、「自分の勉強の欠落した部分・不完全な部分を洗い出す」ことができる、ということです。

 

今まで世界史の勉強は教科書を読むだけ、という方は今回ご紹介した勉強法を試してみてください。

 

そこで欠陥が発覚して覚えなおした知識は以前より一層深く定着しているはずです。思い入れがある知識ほど良く覚えているものです。

 

「アウトプットしてみる」を忘れずに!

世界史の共通テストの失点の理由は理解や記憶の不完全さが大半だと思います。少しでもそれをなくすために、「覚えたことをストーリー立てて口に出して説明してみる」、ぜひ実践してみてください!

 

 

 

 

 

言いたいことを全部言えたので本日はここまでとさせていただきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回のブログは松田担任助手による「大学・学部紹介」です。ぜひお楽しみに。