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2021年 4月 23日 髙瀨立樹のラストメッセージ
こんにちは!慶應義塾大学環境情報学部3年の髙瀨立樹です。
ぽかぽかした陽気が続いていますね。
コロナウイルスの状況は大変ではありますが、最近の天気のように、明るくいきましょう!
さて、私は5月第1週をもって、東進新百合ヶ丘校の担任助手を卒業することとなりました。
本日最後のメッセージを!ということで、僕が大事にしている言葉を皆さんに贈りたいと思います。
ことごとく 未踏なりけり 冬の星
高柳克弘
これは、私がとても好きな言葉(詩)の一つです。
冬の空を見上げると、満天の星空が広がっています。
その星たちの中で、私たち人類が降り立つことができた場所はほとんどありません。
でも、 「未踏」という言葉から感じられる様に、遠くの星々にもいつかは到達できるかもしれない。
目の前に、無限の可能性が広がっている。そんな詩です。
私たちにはまだ「正解の分からないこと」が沢山あります。
高校生活も、人間関係が上手くいく秘訣とか、部活で強くなる方法とか、分からないことだらけです。
大学受験の正解だって、受験を終えて、2年間も生徒の皆さんと一緒に大学受験に向き合った私でも、まだ分かりません。
自分のやっていることが正しいのか分からなくて、不安な気持ちになってしまうこともありますよね。
そんな時に、僕が大事にして、思い出しているのがこの詩です。
確かに、人生分からないことだらけで、上手くいかない事だってあると思います。
でもそれは、言い換えたら、「あなたの新たな可能性」かもしれません。
よく知らなかった子に話しかけてみたら、すごく仲良くなれた、とか
てきとうに部活を選んだのに、気づいたら熱中していた、とか。
僕であれば、高校生活が嫌で、「なんとなく楽しそう」で、付属で上がることができた大学とは別の大学に進学しました。
そうしたら、高校は文系だったのに、理系の空間デザインの勉強に夢中になってます。
今皆さんは、大学受験や、高校生活に一生懸命になっていると思います。
色々なことで挫けてしまったり、目標や夢を見失ってしまうことがあるかもしれません。
でも、大丈夫です。失敗してもいいのです。夢や目標が変わったって、いい のです。
目の前には未だ到達していない、無限の可能性が待っているのですから。
一緒に「正解のわからないこと」に挑戦してみましょう!
僕も東進は卒業しますが、皆さんと一緒に頑張ります!
明日のブログは北原担任助手のラストメッセージです。
最後になってしまいましたが、僕が生徒の頃からも含めて、新百合ヶ丘校の生徒の皆さん、担任助手の皆さん、もう卒業してしまった人たちにも!
本当にありがとうございました!!
皆さんと一緒の時間を過ごすことができたことが、本当に幸せでした。
たくさんの出会いをありがとうございました!