理科の伸ばし方 | 東進ハイスクール 新百合ヶ丘校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2023年 3月 21日 理科の伸ばし方

こんにちは!東京工業大学情報理工学院一年三輪海斗です!!

 

今回は、

「4月模試で理科の点数を上げる方法」

というテーマで書こうと思ったのですが、

振り返ってみると、私の4月模試の化学の点数は、

35点。

 

東工大に順調に受かる人の点数ではありませんでした…。 

しかし、6月模試では4月模試から37点上げて、

72点。

爆伸びしたわけです。

 

ということで、

「今回は4月模試の点数を上げる方法」ではなく、

「4月模試で思うように化学の点数が取れない(であろう)人が、

なにをすれば6月模試で点数を取れるようになるのか。」

について語っていきたいと思います!

 

前提

・いろいろあって高2から化学の授業を聞かなくなってしまったので、

 3月頭時点では理論のさびついた知識しかない。

 (有機・無機はほぼノータッチだった)

・化学をサボってた分、物理を結構進めていた

 ⇒2月模試:75点 4月模試:69点

・数学、英語も割と得意だったので化学に時間を割けた

 

これが化学から逃げ続けた結果です…。

あと化学さえ得意になれば…。という感じでした。

 

化学を伸ばした方法

37点伸ばしたといっても、

そんなに大したことはやってません。

化学の勉強の流れを簡単に書こうと思います。

 

  • 3月~

・映像授業で理論化学の基礎を再インプット

・基礎問題精講で復習

  • 4月~

・映像授業で無機有機の基礎をインプット

・基礎からのジャンプアップノート

  • 5月~

・セミナー化学で演習量を積む

・センター、共通テストの過去問で全範囲演習

 

魔法のような方法ではなく、ただ単にやりまくったというだけです。

全範囲のインプットと演習を2~3か月に一気に詰め込みました。

この時、映像授業を二倍速で見ることで効率的に授業を受けることが出来ました。

 

ただ、最初の一か月は全然結果は出ませんでした。

実際2月模試と4月模試の化学の点数はどっちも35点でしたし。

化学の勉強を始めた当時は、

「化学は暗記科目だから、インプットだけやれば点数伸びるっしょ」

という気持ちで勉強していたので、復習に使っていたのも問題数の少ない問題集でした。

受験生の頃は問題集を選ぶときに、問題数が少ないものを選んでしまっていたんです。

 

しかし、あとから気づいたのですが、

定着するのは演習をしているとき なんです。

暗記色の強い科目は、テキストを何回も読めば覚えられそうな気がしますが、

「読む」という動作では自分が覚えてるかチェックするのが難しいです。

答えが目の前にあるし、覚えてることと覚えてないことが混在しているからです。

 

問題を解くときは自分が覚えてる知識と、問題を解くために必要な知識を比べます。

その際に、「自分は覚えてないけど問題を解くために必要な知識」

がピンポイントで浮き出てきます。

それをテキストを見たり、解説を見たりして潰していく過程で定着していくわけです。

 

つまり、問題演習はそれ自体を目的にするのではなく、

「自分は覚えてないけど問題を解くために必要な知識」を見つける手段

にするべき!

これを意識して演習に励んでください!!

 

また、その潰すべき穴をインプットの時点でどれだけ減らせるかが、

演習の質を左右します。3月末受講修了に向けて頑張ってください!!

 

明日のブログは、西川担任助手による、

「4月模試で世界史の点数を伸ばす方法」です!!

お楽しみに!!