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2021年 6月 12日 模試で一番重要なのは○○だ!!

みなさんこんにちは!

早稲田大学国際教養学部

佐藤尭彦です!

今年は梅雨の存在がほぼなく、一足早く夏が来ましたね。

ここ最近30度近い温度が続いていてアイスが手放せません。

ちなみに、私はすでに今シーズンアイスバーを10本近く食べました。

 

さて、本日のブログのテーマは模試についてです。

明日6月13日は全国統一高校生・中学生テストですね。

日頃の勉強成果の確認として模試はとてもいい機会です。

そんな模試をみなさんにはぜひ有効活用してもらいたい。

今回は模試を受けるうえで意識してほしいポイントを話したいと思います。

模試で重要なポイントは

模試の前後です!!

多くの人は模試のメインは当日の解いている時だと考えがちですが、

大切なのは模試を解く前の準備と模試を解いた後の計画です。

なぜ前後が大切なのかというと、

まず前の部分では自分の現状を確認するという点があげられます。

仮に模試までに計画的に効率の良い勉強が出来ていれば

毎回の模試が上がるはずですよね。

しかし、毎回の模試でコンスタントに点数が上がるわけではありません。

ということは日頃の勉強のやり方に何か問題があると考えるのが自然です。

このように模試を受けると自分の現状がわかります。

さらに、自分の現状を把握するうえでやらなければいけないこととして

目標点の設定があげられます。

おそらく多くの人は目標点を設定していると思うのですが、

目標点の設定にもぜひ一工夫を加えてほしく

その一工夫とは目標点を2つ定めるということです。

詳しく説明すると、各科目最高点と最低点の計2つ定めましょう。

なぜ2つ定めるかというと比較項目が増えるからです。

もし、目標点が1つしかなかったらその目標点を

超えたか超えてないかの2パターンしか考えられません。

しかし、目標点が最高点と最低点の2つあれば

1.最高点以上

2.最高点よりの中間点

3.最低点よりの中間点

4.最低点以下

以上の4パターンを考えることができ、

自分の現状をより正確に把握することができます。

最高点と最低点は第一志望校の合格者平均点を目安に決めてください。

主要科目に関してはおおよそ合格者平均点の

+10と-20あたりがちょうどいいと思います。

また、ここに自分自身の得意不得意を反映させて

考えて目標点を定めましょう。

今回はもう間に合わないということであれば、

6月模試をもとに8月模試の目標点を以上のやり方で決めてみましょう。

後の部分としては模試の点数を踏まえた勉強計画があげられます。

 

例えば、私立文系型で今回模試を受験し

英語が8割、国語が6割(古文と漢文がぼろぼろ)、

日本史が6割5分だとします。

早稲田大学教育学部を目指していた場合、

6月の同学部合格者平均は英語8割、国語7割5分、日本史6割です。

点数を比較すると英語、日本史に関しては合格者平均と

同じまたは超えていることがわかります。

一方、国語は合格者平均と比べて1割5分ほど足りないことが分かります。

このことから次回の模試までに英語と日本史以上に

国語の点数を増加させることが重要だと確認できると思います。

そうなると、8月模試までの2か月間3科目の勉強の比率は

国語が大きなウェイトを占めることとなり、

3科目それぞれにどれだけの時間を配分することができるか決められます。

以上は簡単な一例ですが、模試を受けることによって

目標に対する自分の現状の立ち位置を正確に理解することができます。

自分の現状を確認出来たら後は簡単です。

目標と現状のギャップを埋めるために考え、計画し、勉強するだけです。

しかし、多くの受験生は模試の結果にただ一喜一憂するだけで、

その後のアクションを起こそうとしません。

模試は受けて終わりではなく、受けてからが始まりです。

ぜひ受けた後にすぐ自己採点をして点数を分析したうえで

次回への作戦を立ててみましょう。

明日の模試全力で頑張ってください!!

明日のブログは林担任助手による共通テストと模試の違いです!!

お楽しみに!!!