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2023年 3月 5日 数学科は〇〇
みなさんこんにちは!
立教大学理学部の森永悠生です!
本日は理学部数学科をご紹介します!
最初に
数学科と検索すると、「やばい」「就職できない」「変人」「やめとけ」という何とも嫌なワードが連なります、、
実際、高校生の森永は数学科に進学していいものかすごく悩みました。
というのも私自身は数学は好きでしたが、めっちゃ得意!というわけではなかったからです。
数学をおかずに白飯を食べれる人ではありませんし、暇があれば青チャートを開く人でもない一般人です。
ただ、数学を教えたり、ロジックを組むことはすごく好きでした。
それで数学教員を志し、数学の教員免許を取るには、理学部数学科か教育学部数学専攻のどちらかに行く必要があることを知り、結局理学部数学科を選んだというわけです。
(教育学部数学専攻に行くメリットもありましたが、、)
大学数学???
実際内容はえげつないです。教授は一切の感情をなしにロジックを組みます。
妥協を許しません。全てを定義します。なので、全然内容が前に進みません。
数学科あるあるとしては経済学部や物理科の人間に「数学科なんでしょ?教えてよ」と言われても進度が他学部他学科のほうが早いく教えられないということがあります笑
極限でlimとというあいまいな記号がでてきて、限りなく近づくというようなあいまいな説明をしていたと思いますが、
これを厳密に書くと、
lim x→a f(x)=b
とは
∀ε(>0)∃δ(>0)[0<|x-a|<δ ⇒ |f(x)-b|<ε]
が成り立つことをいう
みたいになります。
???????
でこれをもとになんとかの定理、なんとかの定理が証明できて~~~みたいな話になります。
これが1年生の春です、、、というかこれは数学科以外もやるので注意してください
数学科はこれをもとに微分積分をさらにいろいろやります
これらを一切レジュメを見ずに黒板に3時間書き続ける教授の方々、、、頭良すぎてびっくりします、、、
とはいえなんとかなる
まあ意味がわからない大学数学の世界ですが、以外となんとかなります。
というのも、友達と一緒に勉強すれば理解が進むということです。
また、論理が飛躍することは決してないので、時間をかけさえすれば理解ができるようになっています
あと、難しいのは先生も重々承知していますので、授業の難易度がそのままテストに反映されるわけでもないっていうのが実情です。
時間はいっぱい
数学科のネガキャンみたいになってしましましたが、数学科にもいいところはたくさんあって!!
①実験がない
理系では珍しく実験がありません。夜遅くまで拘束されたり、毎週徹夜で実験レポートを提出するみたいなことはありません。そのような様子の他学科を見ると本当に尊敬します。
②卒論がない
卒論がありません。なんでかっていうと学部レベルの人間では研究はできないからです。結局先人の言葉を書き写すだけになってしまいますので、卒論がないということです。(ある研究室も存在します、、!)
就職について
「数学科は就職やばい」みたいな話を耳にすることがありますが、そこまで大きな問題ではないのだと思います。
理由としては数学の職業が教師と研究者くらいであるからくらいだからだと思います。
数学を職業にできないので、他の理系に比べて就職が弱いとなっているだけだと感じますね。
あとは院に行く人が少なく、学部卒で就職する人も多いので、理系職就職者が少なくそんなことを言われているだけだと思います。
法学部生がみんな弁護士になるわけではなかったり、文学部が物書きにならないのと同じです。
別に数学アレルギーないってことであれば全然来てみるのも悪くない学科だと思います!
ただ、理系職につきたい!って思うなら他の学科がおすすめです。
ただ、それはそれはもはや数学科よりもきついと思います、、
以上!数学科紹介でした!