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2021年 8月 8日 国公立向け二次過去問復習方法
こんにちは!!
東京大学前期教養学部文科Ⅱ類の松田慧大です!
今日は国公立志望者向けに過去問の復習方法についてお話したいと思います。
まずみなさんに確認しておきたいのですが、みなさんはなぜ過去問を解くのでしょうか??
傾向をつかむため、表現力を養うためなど色々とあるとは思いますが、私が考える過去問を解く一番の目的は、
「自分の思考回路を可視化し、模範解答との乖離をなくしていく」ということにあると考えています。
実際に解答用紙にアウトプットし、自分の思考回路を相手に伝わるように書くということは思っている以上に難しいです。
たとえ答えが出ても、その解答に至る思考プロセスを解答用紙に反映することが出来なければ、記述式の試験を課す大学から合格を勝ち取ることは難しいでしょう。
みなさんに常に頭に入れておいてほしいことは、
「採点者は解答用紙を通じてしかあなたのことを知ることができない」ということです。
あなたが普段どんなにテストでいい点が取れていたとしても、あなたが普段どんなに善良な市民であったとしても、採点者がそのことを知る余地はありません。
「解答用紙を通じた対話」をすることでしかあなたのことを分かってはもらえません。
そのことをまずはしっかりと頭に入れておいてください。
そのうえで、各科目ごとに復習方法を軽く総ざらいしていきたいと思います。
・英語
単語、熟語のブラッシュアップやリスニング音声の聞きなおし、音読などがメインになってくると思います。地道な作業をひたすら積み重ねてください。
・国語
現代文は、添削結果をみて、自分の思考回路の誤りを確認してください。構造把握が誤っていたのか、構造把握はあっていたがそれをうまく解答に反映できていなかったのか、といったことをしっかりと明白にしてください。
古文漢文に関しては訳文を見ながら単語や文法の漏れを確認しましょう。
・数学
現代文と基本的に流れは同じです。自分の思考回路の分析を徹底しましょう。また、部分点の取り方にも気をつけておきましょう。
もっと詳しいことが聞きたい人は校舎で声を掛けてください。いつでもお答えします!
明日のブログは高瀬担任助手の「過去問の復習方法」です。とてもためになることを書いてくれること間違いなしなのでご注目ください!!!