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2016年 2月 17日 新百合ヶ丘校の皆さんへ!
みなさん、こんにちは!
新百合ヶ丘校の「生きる伝説」田中です。笑
なんかこんな呼称で呼ばれると「いかつくて話しにくい」みたいな印象を受けるかもしれませんが、実際の僕は「伝説」的なオーラなど微塵も感じられないふつうの担任助手ですので、ご安心ください。
さて、本日はあと1ヶ月あまりで担任助手を卒業する私から、受験生それから新高校2・3年生の皆さんにメッセージを送りたいと思います!!!
え、興味ないって?
まあまあ息抜きに聞いてくださいな笑
【受験生へ】
受験生の中にはもうすべての試験が終わり、結果を待つのみの人もいればまだ試験が続く人もいるかと思います。いずれの方も不安な毎日を過ごしていることと思いますが、一つだけ言っておくべきことがあります。
それは
「大学受験がゴールではない」
ということです。
日本の大半の受験生は「大学に受かること」を大目標として設定してしまうので、受験が終わると目標を見失い、日々堕落した生活をしてしまう人が多いです。
大学は専門家を育成する研究機関ゆえに、目標がないまま過ごしてしまうと本当に苦しいです。実際に私も受験で結果を出すことをゴールにしていました。そのため、入学後に目標を失い、日々の授業はとにかく地獄!(話難しいし、自分はいったい何のためにこんな話を聞いているんだろうか。こんなことが社会に出てから役に立つのだろうかと本気で思っていました。)
大学という環境は自分で目的意識を強く持って何事にも取り組まないと、「ただ辛いだけの場所」に成り下がります。
受験生は今が一番大変な時期だとは思いますが、もう一度「何のために大学に行くのか」「何がしたくてその学部にいるのか」をもう一度見つめてみてください。
最後まで、妥協なく頑張ってほしいと思います!
【新高2・3生】
皆さんの中には「受験なんてまだ先の話」「部活引退したら頑張ればよい」と思っている人もいるかと思いますが、それは実にもったいないですよ、という話はもう散々担任助手の人から聞いていると思いますので、少し違った角度から話をしてみます。
突然ですが、僕はこの世の中をどんどん格差が広がる世界だと思っています。
いきなり何の話だよ、ということなのですが、考えてみれば僕や皆さんのように当たり前に塾に通って勉強できる人がいる反面、通いたくても通えずに独学で勉強せざるを得ない人もいます。これって「格差社会」を象徴する一つのテーマだと思うんですよね。
でも大学受験は違います。
確かに予備校に通えることのアドバンテージはあるかと思いますが、仮に予備校には通えなかったとしても試験で合格点さえ取れれば入学することができるのです。
しかも成績次第では奨学金まで受けられます。
貧困やジェンダーなど、日本にも国民の格差がどんどん広がっている状況の中、大学受験は日本に残る数少ない平等です。
高校で勉強がうまくいかず、悔しい思いをしている人も
これまでの受験で失敗して自分に自身がなくなっている人も
なんとなく自分の人生に不安を感じる人も
みんな平等に試験で結果が出れば合格です。
しかも、いつからはじめなければいけない、というルールもないのでやり方次第では自分の人生を変えるきっかけを作れるかもしれません。
高校2年生や1年生から始めたほうが合格する確率が高くなるのは確かなことです。しかし、それ以前に
「自分の人生をもっと良いものにしたい」という人や「これまで経験した悔しさを晴らしたい」
という人は今すぐ勉強を始めるべきだと思います。
たとえ現状の学力が低くても、勉強できる環境が乏しかったとしても試験で合格までこじつければ入学です!
ぜひ、皆さんの人生を少しでも良くできるように努力してみてほしいと思います。
さて、いろいろと書きましたが、僕は生徒時代を含めてこの校舎に5年通いましたが、本当に居心地が良くて本気で何かに打ち込める環境が整っていると思います。
したがって校舎の皆さんには、こうした環境を利用してどんどん自分を高めていってほしいなと思います!
頑張れ!新百合のみんな!
さて、明日のblogは新百合の父、前田担任助手です!
あの優しいまなざしからどんなblogが生み出されるのか、ご期待ください!!!!