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2018年 1月 26日 志望校決定アドバイス~藤原~
みなさん、こんにちは!
早稲田大学政治経済学部政治学科2年の藤原息吹です。
現在、大学では期末テスト中です。
みなさんは、大学のテストがどういったものか、知っていますか?
大学のテストと一口に言っても、いろいろありますが、
文系学部は論述形式での出題がおそらく最も多いと思います。
例えば、今学期履修していた平和研究という授業では、
「人間は本質的に暴力的な存在かについて賛否双方の立場から論述せよ」
であったり、
「自衛の戦争のロジックが拡大しやすい理由と
日本が戦後、自衛の戦争とどうのように関わってきたか述べよ」
といったテーマに関して
授業で学んだ知識を基に、論述するといった内容でした。
書く量が多くなると、A3の答案用紙の表裏全てを
60分間で埋めなければいけない場合もあったりします。
このように大学では、暗記はできて当然でその上で
論理的に自分の考えを伝える、というスキルが必要となってきます。
まさにみなさんが今経験している受験という場では、
そのスキルを磨く機会がたくさんあります。
ぜひ前向きに受験と向き合ってください!
本日は「志望校決定アドバイス」ということで、
志望校決定に関してアドバイスをさせていただきたいと思います。
志望校を決める際、主に2つの基準があると思います。
以下の通りです。
1つ目が、大学で決める
2つ目が、学びたいこと(=学部)で決める
詳しく言うと、
一つ目は、例えば早稲田大学に行きたいから、早稲田にいければどこでもいいといったスタンス、
二つ目は、経済学を学びたいから、経済学部に行きたいといったスタンス、
ということになります。
自分は、完全に一番の基準で、最初に受験校をきめました。
とりあえず、早稲田に行きたいから勉強しよう、といった具合です。
その後、政治学に興味を持ち、政治学を学びたいと強く思ったため、
政治経済学部を第一志望にした、という経緯があります。
大学では、いろいろな学生と出会い、大学に入学した様々な理由を聞いてきました。
その上で、みなさんには
自分が学びたいことで、大学を選ぶ、
という受験校決定を行ってほしいと思います。
というのも、自分の所属する学部で学ぶ学問に興味がない学生は、
大学に入って、あまり勉強しなくなる傾向がある、と感じているからです。
もちろん同じ大学学部に入るには、高校時代同じように勉強をしてきたはずです。
しかし、大学に入ってから、勉強できるかどうか、は今までどれだけ
受験勉強を頑張ってきたか、という事実とあまり関係はないように思えます。
それよりも、自分が学びたい学問を学ぶことが出来ているかどうか、が
大学に入ってどれくらい勉強できるかに最も関係していると感じています。
受験勉強で、ついた差よりも、
大学生活の中で生まれる差のほうが遥に大きいです。
これから大学を選ぶみなさんには、
ぜひ、大学に入った後も興味をもって勉強し続けることのできる
学部を基準に大学を選んでほしいと思います。
明日のブログは金担任助手による
「高1・2生MVP」です。お楽しみに!!