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2014年 11月 24日 大学のゼミ紹介~長坂兄編~
あっという間に11月も終盤、季節は巡りますね。長坂兄です。
さて、本日のブログでは僕が所属しているゼミで学んでいることをみなさんに紹介したいと思います!
みなさん、“国際法”という法律を聞いたことがあるでしょうか?
僕はこの法律を専門に勉強しています。
日頃よく耳にする憲法や民法はいわゆる日本の国内法で、自国でのみ効力を発揮するものです。それに対し国際法は国家間のやりとりを拘束する規則、となります。
扱う問題として身近なものは…例えば領土問題や紛争の事例などが挙げられます。
僕は3年生からこのゼミに所属していて、学んだものは大きく2つあります!
①物事を発信する力
国際法は法律のため、誰かに説明(時に説得)するためには事前にしっかりと内容を把握しなければなりません。そしてそれをゼミ内で様々な方法で発表します。
インプットからのアウトプット、吸収からの発信、社会で生きていく上できっと必要な力ですね。
僕が所属するゼミでは主に以下の方法で発表を行います。
・プレゼン
…自分が研究した内容を他のゼミ生や先生に向けて発表します。
・ディスカッション
…4,5人程度のチームを組み、ある決められたテーマに沿って意見を交換します。
・模擬裁判
…ディスカッションよりハードな戦いです。各チームのメンバーそれぞれ役割を決め、どのように意見を論じるか戦略を立てながら討論し、その根拠付けや論理性等から勝敗を決めます。
これらの経験を重ねるにつれ、特定の分野を勉強する楽しさ、そして自分の言葉でその知識や意見を発信する力を養うことができました。
②広い視点で物事を考える意識
特定の事例に関して、普段目にするニュース等では日本側に寄り添った視点での内容が多いですが、国際法を用いて様々な観点から分析していくと意外にも他国に優勢だと感じる場面もしばしばあります。
“思い込み”といっては大げさですが、人間というのはやはり主観に頼りたくなるものです。ですが一歩引いた目線で物事を考えてみると今まで見えなかったところに気付くことも多く、それによって成長することもできます。
上述したように、国際法の勉強というのはイコール多様な視点で物事を検討することです。
この勉強を通して僕は普段の生活から少し主観に頼るだけでなく一歩引いた目線を持つ姿勢を意識することを覚えました。
国際法は本当に面白いです!身近な問題も多く扱うので日頃の生活にも応用でき、“学んでいる”ということを頻繁に実感できます。
細かい話をこの場ですると長~くなってしますので、何か気になることがもしあったら長坂までぜひどうぞ!
ちょっと気になってくれた方は、僕が先日ゼミで扱った資料を写真で載せますので何に関する資料か当ててみてください。答え合わせしましょう。
明日のブログは杉本担任助手が本日と同じく大学で学んでいることを紹介してくれます!お楽しみに!