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2025年 7月 5日 【完全保存版】全国1位をとった!私流日本史勉強法
みなさんこんにちは!
担任助手2年の平岡詩乃です
本日は日本史を極めた私による、日本史の勉強法を紹介します!
◆私と日本史のあゆみ
私の高校は私立の女子高で、部活はダンス部でした。(週3回)
ちなみに中学や高校などの受験経験はありません。(歴史に関しては知識ゼロから!)
今は慶應の文学部に通っていて、来年度からは日本史学を専攻します。
そんな私の将来の夢は、高校の日本史の先生になることです!
偏差値を50以上上げました。―――
高校1年生冬から高校3年生の夏までで、偏差値を50弱上げることに成功しました!
さらに高3の夏で2つの共通テスト模試で全国1位に、早慶上理難関国公立模試では全国2位になることを達成し、偏差値も70~80台を安定してとれるようになりました。
これだけ成績を伸ばせた理由は、全国1位になった経験のある高校の日本史の先生から勉強法を聞いて、それを参考にして努力しつづけたことだと思います!
私は日本史だけに時間をかけたわけでもないし、覚えるのが得意というわけではありません。でも、はやくから勉強を始めたことで、東進の勝利の方程式に遅れることなく全科目まんべんなく成績を着実に上げていくことができました!
そんな私が今回、基礎から応用まで歴史科目の勉強をまとめたので、ぜひ参考にしてください!
◆使用した教材・東進の講座
【参考書とか】
・山川出版社 詳説日本史(学校配布の教科書)
→いろいろ書き込む、まとめた付箋を貼る、史料を読む、図を見るなど。注部分は早慶で超頻出!
・山川出版社 日本史用語集(学校配布の用語集)
→辞書みたいに使用。用語集を覚えるは△
・浜島書店 新詳日本史(学校配布の資料集)
→文化史で扱う芸術品の写真見たり、図や年表を見たり。
・東進ブックス 日本史B一問一答【完全版】
→まじでこれです。頻出度がわかる&スキマで進めやすい&高速で回せる&すべてを網羅している
・Z会 実力をつける日本史100題(問題集)
→問題演習!時代ごと&テーマごとに分かれている。インプットしたところの復習にもってこい。
・時代と流れで覚える日本史(あると便利)
→年表で総復習できるし、流れの確認もできるのでいろいろと助かる。
・だいすきなYouTubeチャンネル 丸竹夷さん
→忙しい人シリーズではさらっと流れの確認を、各事件を詳しく取り扱う動画もあります!
スキマ時間とかお風呂の時とかに見ていました!知識量爆上がりです。
【高2東進での取得講座】
・スタンダード日本史(金谷先生)
【高3東進での取得講座】
・ハイレベル日本史(金谷先生)
・過去問演習講座(共通テストと二次私大)
・早慶大対策の講座をいくつか
【大前提!ずっと意識してほしいこと!】
みなさんインプットとアウトプットの割合を意識していますか?
ずっと受講していませんか? 定期的に復習できていますか?
知識の定着はインプット4:アウトプット6の割合が理想的です!
インプット→内容の理解
・・・映像授業受講、学校の授業、教科書を読むなど
アウトプット→実際に考え、思い出し、書けるようにする
・・・テキスト穴埋め、一問一答、問題集、過去問演習
【学校のテストは妥協しない!】
学校のテストは知識定着チェックのいい機会!毎回のテストでいい点を狙って、復習も怠らなければ全範囲終了時点で全範囲が完璧になっている(はず!)。
習った範囲を完璧にするという事を意識してください!!絶対!!
◆基礎からぐんぐん実力をつける方法
Step1 流れの理解
東進の授業でおおまかな流れを理解して、授業中に先生がさらっと言った背景知識や細かい情報もとりあえずメモをしましょう。簡易的なイラストや図も描くことで見返したときに分かりやすくなります。受講後はすぐに確認テスト・修了判定テストで理解チェック!インプットしてすぐは知識が抜けやすいので、ぜったい後回しにしちゃだめ!
また、前習った歴史との関連をみつけてメモもしていました。歴史の流れが理解しやすくなるし、復習にもなる!引き出しが増える!学校で習ってない範囲もどんどんインプットしていこう~!
(ex.古今和歌集→へー、日本最古の勅撰和歌集なんだ→あ!日本最古の和歌集は万葉集だったなぁ)
特に世界史はいろんな地域どうしの関わり合いの歴史なので、そこに意識を向ける!!
ちなみに同じ授業を何回も繰り返してみるのは個人的にあんまりおすすめしません、時間がかかっちゃうので!step2以降と並行して、どんどんstep2に進もう!ずっとstep1しかやらないのは×
Step2 復習を繰り返す(知識の定着)
インプットで1時代おわるごとなど、区切れのいいところですぐ復習。
やっぱりインプットしてすぐは知識が抜けやすいので頻繁に復習する。だいぶ定着してきたら頻度を落とすが、継続して復習し続けましょう!
<流れの復習>
授業を受ける際にメモをしたもの(例:教科書、テキスト、授業プリントなど)を読み返し、流れ系の参考書や年表で知識の整理をする。
ただ読むだけでなく、流れや出来事の関係性、政治形態に注意を向け意識する、授業を頭の中で再生できるようにする。私はぶつぶつ読み上げていました笑!
また、この時に該当範囲の資料集、史料を確認しましょう。教科書に載っている史料は頻出なのでこのタイミングで必ず読んで「何を伝えたいのか」理解する。資料集では特に地理的関係と文化史の芸術作品の画像を脳にすりこみます。ラフにその絵をかいてみるのもおすすめ。(世界史は特に!)
※史料→文字の記録 資料→画像とかデータとかグラフとか地図とか
<知識の復習>
ここからがアウトプットです!日本史の伸びる・伸びないがかかっているのは、単純な「復習」という作業を根気よく続けられるかだと思います。
一問一答などをやりこみましょう!1つの時代インプットが終わるごとにその時代の範囲の一問一答を2周くらい忘れる前に繰り返しましょう。
あとは定期的に周回していきます!スキマ時間には苦手な範囲を繰り返しやったり、ランダムに友達と出し合ってみたり!ただ見ているだけじゃ身に付きません!
ぜったい赤シートで隠すべしです。
そして、苦手な部分はノートにまとめる。簡易年表作る。持ち歩く。大事です。
【一問一答でよくある相談Q&A】
Q.どこまで覚えればいいですか、全部覚えないといけないですか?
A.現実的に全部覚えるのは無理だとおもいます!私は無理でした!
東進の一問一答でいうと、目標は☆2までは書ける状態に(記述・論述が出題される場合)、☆1~は頭の隅にとどめておくくらいでいいと思います。
(それでも何回か見ていたら、少しずつ選択肢では選べるくらいに定着してくる)
Q.一問一答ばかりはだめだと聞いたのですが…
A.その通り!でも、まずは一問一答とかで知識量増やさないとなにも始まらない。
みなさんは高3からは共通テストや二次私大の過去問をバシバシ解いていきます!
ですが、知識が定着してないと発展の問題に太刀打ちできない。
高3で過去問解いていかないといけない時期から焦って一問一答はじめても終わらないし、ほかの科目にかける時間が減っちゃいますよね。いまは知識を増やすのに集中しましょう!
Step3 問題演習(問題処理のトレーニング)
入試での「出題形式」を学びましょう! 私はstep3で正答率がよくなってきたなとおもったら、その単元の問題集を解きました。
また、長期休みにはこれまでの単元とテーマ史の問題を復習していました。(これとってもおすすめ!)
問題を解いてみてわかると思うのは、「なんとなくじゃ問題は解けない」ということです。
ちなみに、問題集は何周もする必要はないとおもいます!間違えたところだけもう一回解くなどがおすすめ。
なぜなら問題集はすべてを出題してくれないから!一問一答こそ全部を網羅してくれているので、周回するのは一問一答とかにしましょう!!
網羅できていないから!とにかく一問一答を繰り返しましょう^^
高3からは共通テストや二次私大の過去問演習が始まります!9月からは志望校別単元ジャンル演習と言って自分の志望校の形式や苦手に特化した問題演習を行います!過去問演習始まるまでは問題集で、過去問演習始まったら過去問を、単ジャンが始まったら単ジャンを中心に進めましょう!
↑選択肢問題でわからないものが出てきたらこのように印をつけるのがおすすめ
◆最難関国公立・早慶を目指す人へ(目安:高3夏くらい)
通史が定着したら、やることはこの3つです。
- 一問一答の星なし、細かい年号、教科書の注釈(早慶志望者は要確認)を覚える
(と言っても重箱の隅をつつくような問題は出なくなってきているんだけどね)
- 論述。史料対策をする
- 自分の志望大学の歴史や偉人との関係を調べる(早慶志望者は要確認)
また、通史が終わり次第復習も兼ねてテーマ史を学習してください。
これは最難関国公立・早慶限らず頻出ではあるので全員にやって欲しいかも。
(経済史、戦後史など)(日本史ならアイヌ史、琉球史、土地制度史、日中韓関係史もやっておこう)
ちなみに私は高3向けに日本史の戦後史・経済史・土地制度史のまとめプリントを作成しています!カウンターに置いてあるので良ければ持って行ってね!
論述対策は自分の志望校の傾向を分析してからにしましょう!
論述のある大学には二次私大過去問演習講座に添削がついていると思うので論述対策は焦って始めなくても大丈夫です!
史料問題の対策としては、まず出典と年号を確認してから注釈を参照しつつ一読する。
次に傍線部に着目する。問題として問われているということは大事ってこと!中略や空欄の前後も同じく大事なので必ず読む。
史料を読むときはS(何が)V(どうした)を意識して、印をつけながら読み進めていきましょう。
これをすらすらできるように、過去問で演習を積みましょう(まずは共通テスト!)
◆最後に
社会科目は後回しになりがちですが、直前になって焦って詰め込んでも手いっぱいでなかなか覚えられるものではありません。
社会科目は何度も反復学習する必要があるので、低学年のうちから他科目と両立しつつ勉強するのが望ましいです。
ぜひ今日からでも!勉強を始めましょう!